夏休みには目の検診を!

 子供たちは、さぞかし夏休みをエンジョイしていることでしょうが、この夏休みこそこれまでに残している「課題」の軌道修正のために、大切な期間ともいえます。

たとえば、学習成績で弱い科目などは、自己学習や夏期講習で、軌道修正!
部活で思っていた結果が残せなかった子は、合宿などで猛練習をして、軌道修正!

そして眼科においても、学校健診の視力検査で再検査となった子は、眼科診察を受けて病気がないかを診てもらうことが必要です。


視力低下の原因は様々で、近視・遠視・乱視など単純に屈折異常であることが実際には多いのですが、斜視を含めた眼の病気・場合によっては頭の病気ということもあります。
また屈折異常も程度がひどい場合、弱視といってめがねをかけても視力が出にくいままになっているケースがあります。

子供たちは、両目である程度の視力さえあれば、見にくくても決して見えにくいとは言ってくれません。
両目で見えていても、検査をすると片目だけ極端に視力が悪いこともあるので、そこが要注意なのです。

私が心配なのは、日常生活でさほど不自由を感じていないがために、病的な視力障害があるのに放置されている可能性があることです。
発見が遅れると、視力の回復までに時間がかかったり、低下したままで良くならないこともあるのです。

当クリニックのスタッフには視能訓練士(眼科での検査、または斜視・弱視の検査・訓練を担当)といって、国家資格を有す眼科検査のプロがおります!!
子供のこのような視力検査においても、しっかりと診ることができます!!

目に不安があるお子様はそれほど不自由を感じていない状態でも、是非時間のとりやすい夏休み中に検査を受けてみることをおすすめします!!




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